2016年01月21日
シリンダー容量とインナーバレル容量を考えてみる。
いろいろ研究したなかで、どうしても解決出来ないものがひとつ…
集弾性、グルーピング
チャンバーパッキン、押しゴム、気密取り、初速等…
グルーピングについて考えられるものは全てやってみたのに解決出来ない(TT)
初速調整でインナーバレル長を調整しているけど、シリンダー容量はバレル長とのバランスを考慮していなかったことに気づきました。
もしかしたら圧縮空気が多すぎて射出された弾に悪影響を与えているのでは?
インナーバレル長で初速がある程度確定したら(87前後を目標に)シリンダー容量とインナーバレル容量を計算してオリジナルのシリンダーを作成してみたらどうなるんだろう?
やってみよう!!
とりあえずインナーバレルから、

110mmのマルイ純正バレルを入れます。
インナーバレルをアウターとツライチにした場合インナーは208mmだから、110mmのインナーバレルを入れるとアウターの残り98mmは排出された空気を整流させるスペースとします。
ツライチにすると今のセッティングだと初速が規制を超える可能性があるのと、グルーピングに貢献してくれるのでは?という期待を込めて♪

測定値は↑の通り。
以前の数値から若干落ちました。
純正バレル230mmから120mmサイズダウンです。
意外と初速が落ちなかった…(; ̄Д ̄)?

試しにこのスプリングを入れてみます。
確実に超えると思ったけど…

これはちょっとよろしくないなぁ…
初速の上昇幅に対してサイクルの下降の方が激しい…
130%スプリングはショートM4にはダメだな…
きっとインナーバレル長が短すぎてスプリングの性能を生かしていない!!(´Д`|||)
ってことでインナーバレルはライラのBCブライトバレル150mmにしました。
バレル径は6.05mm
では、インナーバレル容量とシリンダー容量を合わせるために計算。
φ(..)
出ました。
6.05mm×150mm(1372mm3)のインナーバレルにぴったりなシリンダーは9.53mm×24mm
もちろんそんな短いシリンダーは組み込めないからマルイ純正フルサイズシリンダーを加工します。

シリンダーヘッドで7mm取られることと、ピッタリにすると漏気があった場合に足りなくなるので余裕をもって20mmの位置に加速ポートの穴を開けました。
手作業でやったから表面は汚いけど、中はしっかり面取りしてます(^^;
これで理論上は圧縮空気がインナーバレル内で大気圧に戻りきって、アウターバレル内で整流し、弾が安定した状態で射出されるはず!!(*´∀`)
スプリングは以前から使用しているカットしたスプリングを使用しています。

(; ̄Д ̄)?
ならない……( TДT)
気密はしっかり取ってあるし…
もしかしたらインナーバレル内で失速しているのかなぁ…
あ、
ホップパッキンの抵抗を考慮していなかった…(´Д`|||)
ダメ元でシリンダーの向きをひっくり返します(^^;

加速ポートからシリンダーの角までが36.5mm、シリンダーヘッドが7mmだからシリンダー長は29.5mm、一気に約3倍に増やしてみる…
ついでに、ホップパッキンの抵抗を軽くするために以前使っていた面ホップに戻します。
ライラの押しゴムとスリックパッキン。

なかなかいい数値が出ました♪
適正ホップです。
コレ…
風があるから若干流されてるけど、結構まとまってる…(*´∀`)
っていうかいいよ!?Ψ( ̄∇ ̄)Ψ
20発撃って測定結果をグラフにしてみた♪

青が測定値、赤が標準偏差、緑が平均推移
注目すべきは最大値と最低値の差が0.78と安定していること♪
初速の安定がグルーピングに貢献していることが立証されました。
また、仮説だけどアウターバレルの整流スペースが貢献している可能性もある。
シリンダーの容量をインナーバレルの3倍にしたことでアウターバレル内で加速はしないものの、整流効果があるのかも…
次回はMP5A4でインナーバレル長ツライチ、シリンダー容量の関係を検証してみよう…
集弾性、グルーピング
チャンバーパッキン、押しゴム、気密取り、初速等…
グルーピングについて考えられるものは全てやってみたのに解決出来ない(TT)
初速調整でインナーバレル長を調整しているけど、シリンダー容量はバレル長とのバランスを考慮していなかったことに気づきました。
もしかしたら圧縮空気が多すぎて射出された弾に悪影響を与えているのでは?
インナーバレル長で初速がある程度確定したら(87前後を目標に)シリンダー容量とインナーバレル容量を計算してオリジナルのシリンダーを作成してみたらどうなるんだろう?
やってみよう!!
とりあえずインナーバレルから、

110mmのマルイ純正バレルを入れます。
インナーバレルをアウターとツライチにした場合インナーは208mmだから、110mmのインナーバレルを入れるとアウターの残り98mmは排出された空気を整流させるスペースとします。
ツライチにすると今のセッティングだと初速が規制を超える可能性があるのと、グルーピングに貢献してくれるのでは?という期待を込めて♪

測定値は↑の通り。
以前の数値から若干落ちました。
純正バレル230mmから120mmサイズダウンです。
意外と初速が落ちなかった…(; ̄Д ̄)?

試しにこのスプリングを入れてみます。
確実に超えると思ったけど…

これはちょっとよろしくないなぁ…
初速の上昇幅に対してサイクルの下降の方が激しい…
130%スプリングはショートM4にはダメだな…
きっとインナーバレル長が短すぎてスプリングの性能を生かしていない!!(´Д`|||)
ってことでインナーバレルはライラのBCブライトバレル150mmにしました。
バレル径は6.05mm
では、インナーバレル容量とシリンダー容量を合わせるために計算。
φ(..)
出ました。
6.05mm×150mm(1372mm3)のインナーバレルにぴったりなシリンダーは9.53mm×24mm
もちろんそんな短いシリンダーは組み込めないからマルイ純正フルサイズシリンダーを加工します。

シリンダーヘッドで7mm取られることと、ピッタリにすると漏気があった場合に足りなくなるので余裕をもって20mmの位置に加速ポートの穴を開けました。
手作業でやったから表面は汚いけど、中はしっかり面取りしてます(^^;
これで理論上は圧縮空気がインナーバレル内で大気圧に戻りきって、アウターバレル内で整流し、弾が安定した状態で射出されるはず!!(*´∀`)
スプリングは以前から使用しているカットしたスプリングを使用しています。

(; ̄Д ̄)?
ならない……( TДT)
気密はしっかり取ってあるし…
もしかしたらインナーバレル内で失速しているのかなぁ…
あ、
ホップパッキンの抵抗を考慮していなかった…(´Д`|||)
ダメ元でシリンダーの向きをひっくり返します(^^;

加速ポートからシリンダーの角までが36.5mm、シリンダーヘッドが7mmだからシリンダー長は29.5mm、一気に約3倍に増やしてみる…
ついでに、ホップパッキンの抵抗を軽くするために以前使っていた面ホップに戻します。
ライラの押しゴムとスリックパッキン。

なかなかいい数値が出ました♪
適正ホップです。
コレ…
風があるから若干流されてるけど、結構まとまってる…(*´∀`)
っていうかいいよ!?Ψ( ̄∇ ̄)Ψ
20発撃って測定結果をグラフにしてみた♪

青が測定値、赤が標準偏差、緑が平均推移
注目すべきは最大値と最低値の差が0.78と安定していること♪
初速の安定がグルーピングに貢献していることが立証されました。
また、仮説だけどアウターバレルの整流スペースが貢献している可能性もある。
シリンダーの容量をインナーバレルの3倍にしたことでアウターバレル内で加速はしないものの、整流効果があるのかも…
次回はMP5A4でインナーバレル長ツライチ、シリンダー容量の関係を検証してみよう…